公開日 2023年08月30日(Wed)
今年の夏休みの期間に,インテリア系の佐伯教諭が廃材を使い机を制作しました。材料の廃材は,昨年度に解体された電子機械系・実習棟の床に使われていた木材です。この木材は,ユスノキ(正式にはイスノキ【柞の木】)といい,暖かい地方に多く生息する樹木で,高さは最大で20メートルくらいまで大きくなるマンサク科の常緑高木です。特に,鹿児島で多くの産出されます。非常に堅く重いので「木刀」の素材に使われます。ユスノキ材の木刀は、示現流系統の剣術で使用されているのは有名です。現在では,ユスノキ材は,非常に美しい色合いと表情から,一枚板を利用したテーブルなどの高級家具材として人気があります。