インターハイ・南部九州総体 総合案内所の設置

公開日 2019年07月24日(Wed)

7月24日(水)に,総合開会式が行われるインターハイ・南部九州総体に合わせ,本校・工芸美術部が作った総合案内所が鹿児島中央駅に設置されました。

JR鹿児島中央駅構内に設置されたインターハイの総合案内所は,県教委・高総体推進室から依頼を受け,デザインから製作まで工芸美術部の生徒が手がけました。高さ2メートル20センチ,幅1メートル80センチの木製で,下が薩摩切子,上が桜島のイメージです。大会マークは,桜島の溶岩プレートで作られています。

来月20日までのインターハイ期間中,全国から訪れる選手や関係者に会場へのアクセスや観光などの情報を提供し,おもてなしの拠点となります。

 

以下は,部長の今吉さんのコメントです。

「私たち鹿児島工業高校工芸美術部はインターハイの総合案内所を制作しました。部内でコンペをした結果、インテリア系3年の濱田さんのデザインを採用し約2か月かけて取り組みました。

案内所の下の台は薩摩切子をイメージした格子と、桜島の溶岩プレートに大会のロゴを取り付けました。柱のグラデーションは桜島のみなぎるエネルギーを表現し、中央駅に合う清潔感をもちつつ、鹿児島ならではの案内所に仕上げました。また、多方面からの対応ができる形状にすることで親しみやすい印象をもたせました。

作業の中では特にグラデーション印刷した用紙を張ることが難しく、最初はすぐに剥がれたりしわになったりしていました。しかし、先生のアドバイスでスプレーのりを塗布してから貼ると、綺麗に仕上げることができました。新しく入った1,2年生と協力して取り組めたので工芸美術部として成長できた良い機会だったと思います。また、初めて使用する工具があったり、ずれないように用紙を垂直にカットしたりしたので個人のスキルアップにも繋がったと思います。地元で行われるインターハイに、こういった形で関われることができて嬉しく思います。私たちが制作した総合案内所を多くの方に利用していただき、鹿児島全体が盛り上がってほしいです。」

 

インターハイ案内所制作1(工芸美術)

インターハイ案内所制作3(工芸美術)

地元のTV局・MBCでも,中央駅に設置した様子が放送されました。

MBC放送

地元TV局・KKBでも,放送されました。

KKBインターハイ

KKBインターハイ2