11月12日金曜日，本校校長室にて栄門地区会長様から建築部への感謝状贈呈式がありました。栄門地区は，国道３号線沿いにある下伊敷周辺のことをいい，下伊敷、玉江小前、伊敷中前のバス停がある地域です。多くバスが走りたくさんの方々が利用してます。特に、移動方法の無いご高齢者が多く待っています。
　そこで，少しでも待つ時間が快適になるようイスの製作・設置をすることになりました。「座ってみたい、座ってほっとするイス」をテーマに掲げ，また，町内会だけで行うのではなく，若い力や知恵も一緒に取り入れていきたいという思いから，ものづくりに特化した鹿児島工業高校建築部の力お借りすることになりました。資格・検定取得やものづくり大会出場など多忙にも関わらず快諾を頂き感謝しています。製作期間も短い中，生徒さん方には近隣の歴史ある地域にふれ、学んでいただけたらという思いもありました。(栄門地区：冨永勝弘氏)

歓談の様子

　このような依頼を受け，1学期から少しずつ作業を進めてきた建築部は，入部したての1年生を部長の田畑有紀子，副部長の山下友夢が指導しながら製作を進めてきました，依頼を受けてから10月８日にやっと完成し設置するところまでたどり着きました。部長の田畑さんは「高齢者の方や子連れの方々にも座ってバスを待ってもらえたら嬉しいです。これからも地域に貢献できるように頑張りたいと思います。」と語ってくれました。

贈呈式の様子

栄門地区会長様と記念撮影